もうり農園

2014年1月の野菜便り



【2014.1.11】 

新年あけましておめでとうございます。今年第1回目の野菜セットです。本年もよろしくお願いいたします。小麦の芽が出揃いました。種播き以降の気温が低かったせいもあってちょっとゆっくりです。
これから3月くらいまでの間に数回麦踏みをします。踏みつけて株に傷がつくことでその部分が強くなります。また分けつ(株分かれ)を促して収穫量を増やす、霜で浮き上がった株を押さえつけるなどいろいろな効果があります。ちょっと重労働ですがこれをやるとやらないとでは成果が大違いなので重要な作業の一つです。品種は農林61号(中力粉用)と南部小麦(強力粉用)です。6月半ばに収穫を迎えます。

【2014.1.18】 

1月に入って寒さのレベルが1段階も2段階も上がったような気がします。12月も随分寒かったのですが、冬本番はまだまだこれからですね。
遅ればせながら大豆の脱穀です。12月の初めに収穫して、ようやく手を付けることが出来ました。足踏みの脱穀機を使って脱穀します。ペダルを踏んで回転させている櫛歯のついたドラムに刈り取った大豆の株をあてると、櫛歯にあたって莢から豆が飛び出します。そのあと唐箕(とうみ)と呼ばれる、風を利用する選別機で莢の殻やごみと豆を選り分けて脱穀完了です。今年は不作だったので1日で終わってしまいましたが何とか味噌造りには足りそうでホッとしています。

【2014.1.25】 

あいかわらず寒い日が続きます。日中に日向にいても日差しの恩恵をほとんど感じることができません。風邪も流行っているようですのでお気を付け下さい。
先週前半は恒例の味噌造りを行いました。材料は大豆と塩と米麹。大豆はもちろん農園の大豆です。米麹も材料は田植えや刈り取りなどを手伝いに行っている知り合いの米農家さんの米を使って自分で作ります。佐倉市には農産加工のための施設が市内に何か所かありこの時期はみんなが味噌造りをしています。道具はそろっているので、昔に比べたらおそらくかなり楽になっているのではないでしょうか?今年は大豆が不作だったので1樽しか造れませんでした。通常なら3樽程度は造ります。ひと夏超えた今年の秋口から食べられるようになりますがうちの農園ではふた夏じっくり熟成させてから使います。また今年もお野菜が品薄になる端境期にはおととしの冬に造った味噌をセットに入れることがあると思いますのでどうぞお試しください。



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