もうり農園

2012年12月の野菜便り



【2012.12.1】

12月になりました。今年も残すところあと1か月です。やはり今冬は暖冬予報から一転して例年通りの普通に寒い冬になるようです。
佐倉では今日の昼間にヒョウが降りました。室内でのストーブはすでに必需品となり、鍋で小豆を炊くのも楽しみのひとつです。

さて、畑の様子です。ある程度大きくなった野菜は寒さに耐えられますが、まだまだ小さいものは何回も強い霜にあたると枯れてしまいます。それを防ぐために、覆いをかけてあげます。薄い不織布を写真のようにべたっと掛けてあげるだけですが(その名も「べた掛け」といいます)、これをするかしないかで随分とその後の生育が違うのです。


【2012.12.8】

「収穫の秋」などと言いますが、もうり農園では今が収穫ラッシュです。11月のさつまいも・かぼちゃに始まって今は里芋、じゃがいも、大豆、小豆など収穫しなくちゃいけないものが目白押しです。どんどん畑がさみしくなっていきます。今年は初めて「黒大豆」を作りました。種豆はもちろん「丹波黒大豆」!。本場京都の農家さんに種を分けてもらいました。「丹波」という種類の黒豆です。普通の大豆より一回りも二回りも大きい丸々とした大豆です。もうすぐお正月です。ご家庭で炊いた黒豆でお正月を迎えませんか?野菜セットには入りませんので別注文にてお届けいたします。

【2012.12.15】

収穫はまだまだ続きます。今週は大豆を収穫しました。
ちょっと遅れ気味でしたので莢から大豆がはじけ始めていました。
こんもりと軽トラ3杯分はありました。
少量だとこの山を足で踏みつけたり棒で叩いたりして
豆を取り出しのですがさすがにちょっと無理。
そこでこんな年代物の機械が活躍します。
足踏みで回転するドラム部分についた櫛歯に莢を当てて豆を飛ばします。
脱穀だけで丸一日近くかかりました。
まだ莢や葉っぱなどのごみと豆が混ざっているので選り分けた後、
虫食いの豆や割れた豆などを選別したりなどまだまだ作業は続きます。
するとまた年明けから楽しみの味噌作りです。

【2012.12.22】

小豆の収穫が終わりました。
大粒の大納言小豆です。大豆と同じように足踏みの脱穀機と唐箕で調整をします。
ただし虫食いなどの不良豆を取り除く作業は、大豆のように機械ではできないので一粒一粒手で取り除かないといけません。
今年は昨年より沢山栽培したので、年末年始はこたつの中でテレビをみながら内職作業になりそうです。どんどん寒くなります。ぜんざいや、お汁粉ににいかがですか。

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