もうり農園

2014年12月の野菜便り



【2014.12.6】 

今週半ばから強めの寒気がやってくるようで、畑では寒さに弱い葉物に防寒のシートをかぶせたりと冬支度で大忙しです。人間の方もようやくストーブを出してやって来る冬将軍に備えます。昨年は11月の初旬に出していましたので、今年は暖冬なのかそれとも私たちが寒さに慣れてきたのか、、、。
ストーブを出すと楽しみなのは焼いもです。ごく小さい、指の太さくらいしかないような出荷しない芋を捨てずにアルミホイルでくるんでストーブの上に置いておきます。小さいので10分も置いておけば出来上がりです。ちょっと小腹が空いたときには絶好のおやつです。

【2014.12.13】 

寒さが本格的になってきました。ここ数日は霜柱がしっかりと立っています。畑の野菜も凍りつくので朝は野菜の収穫が出来ません。畑が融けるのを待ってからの収穫となるので、だんだんと出荷作業があわただしくなっていきます。
そんな中でも、比較的寒さに強いターサイなどは順調に大きくなってきました。大きく葉を広げて少しでも太陽の光を浴びようとしています。年間を通じて栽培できる野菜ですが、小松菜ともまた少し違った味の濃さで、寒さにしっかりあたった冬にこそ食べていただきたい葉物の一つです。ちょっと小さ目のクッションくらいの大きさになってきましたのでまもなく出荷できそうです。

【2014.12.20】 

寒い日が続きます。インフルエンザの流行も本格化してきているそうです。どうぞくれぐれもお気を付け下さい。
今年は初めてたくあん作りに挑戦しています。まずは干し大根作りから。たくあん用の大根を作っていないので、普通の青首大根の中からなるべく細くて長いものを選んでみました。2週間近くかけて「つ」の字に曲がるくらいに干します。日差しももちろん必要ですが、風に当たることによってうまく乾燥していくらしいです。干すことで甘みも増えていきます。例年だとこの時期は晴れの日が続くのでこういう干し作業にはピッタリなのですが今年はちょっと雨の日が多いようですね。うまく干せるかどうか心配です。
上手くいけば2月くらいには食べられるようになるらしいので楽しみです。

【2014.12.27】 

今週の22日は冬至でした。今年の冬至は新月が重なる「朔日冬至」と呼ばれ19年に1度の出来事らしいです。冬至といえば「かぼちゃ」と「柚子湯」。我が家もかぼちゃの煮物を食べて柚子湯に入って、冬の風物詩を満喫させていただきました。これからは少しずつ昼が長くなっていきます。
麦の種まきをしました。一般的には11月中に播きますが、もうり農園では例年この時期に播きます。品種は農林61号と南部小麦の2種類。農林61号はおなじみの「くろうどん」に、南部小麦は小麦粉にする予定です。
先日、近隣の仲間と加工所を立ち上げて菓子製造の営業許可を取得しました。来年からはクッキーやスコーンなどの焼菓子も販売できるようになりますので小麦が大活躍します。今から収穫の6月が楽しみです。


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