もうり農園

2015年2月の野菜便り



【2015.2.7】 

先週末は雪の予報もありましたが、ここ佐倉市の農園近辺は朝からずっと雨で雪になることはありませんでした。
昨年は2月の半ばに大雪になりました。その時は降り積もった雪の影響で野菜を収穫することもできず、出荷をお休みしてしまいました。暦の上ではもうすぐ立春ですがまだ油断は禁物です。
2月になると、春作とそれに続く夏野菜の種まきが始まり、農家にとっての新年が始まったような感じで「やる気スイッチ」が入ります。
すでに春作の種まきははじまっていて、芽を出しているのは「みさきキャベツ」です。ハウスの中の1畳ほどのスペースに電熱線を張って土中を温めて、寒いこの時期でも育苗が出来る仕組みになっています。
「みさきキャベツ」はタケノコのようなとんがり頭の形で柔らかく生食がオススメのキャベツです。順調なら5月の野菜セットにお目見えします。

【2015.2.21】 

予報では今日17日はお昼頃から雨の予定でしたが朝の8時過ぎからぽつぽつと降り始めてきました。しかも雪!時折雨に変わったり、みぞれ交じりだったりと積もることはないでしょうが、昨日までと打って変わって肌寒いです。

立春を過ぎると夏野菜の苗づくりがスタートします。ビニールハウスの中でもまだまだ寒いので、湿らせたティッシュに包んだ種を腹巻の中へ。

うまくいけば2〜3日で発根します。体温くらいの温度が夏野菜の発芽にはちょうどいいみたいです。発根した種を土に播いてようやくビニールハウスへ。しばらくしてようやく芽が土の中から顔を出し始めました。これは甘長とうがらしの芽です。これから移植〜定植を経て、収穫はまだまだ先の話です、、。

【2015.2.28】 

暖かい日が続きます。日差しがあると畑で作業している時に上着がいらなくなってきました。それにつれて鼻もすこしムズムズしだしてきています。どうやら花粉が飛び始めているようですね。そんなところでも春の訪れを感じます。

じゃがいもの植え付け準備が始まっています。
まずはお日さまにあてて芽だしから。おへそ(地中にいたときに本体と繋がっていた部分)を下にして、芽が一番集まっている部分が良く太陽に当たるようにします。すこしずつじゃがいものあちこちから芽がぽちっと出てきます。
10日から2週間ほどすれば準備完了。まもなく畑に植え付けです。


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